本記事は8月上旬に、5泊6日のキャンプ旅の記録の最終回です。
- 南アルプス三景園オートキャンプ場の施設
- 周辺のおすすめスポット
をご紹介します。
コロナ明けに、子連れキャンプを考えている方の参考になりましたら幸いです。
前回はこちら。
朝です。お隣のサイトと離れていて落ち着くなあ。
サイトの端から眺められるこの景色…
癒されます。
こんな素晴らしいキャンプ場にも関わらず
なぜ妻が「リピートしない宣言」をしたのか・・・
サクッと施設を見て、こちらのキャンプ場の注意点を見ていきましょう。
施設紹介
広場
バドミントンで遊んだこちら…
マップによると
本来はF1サイトなのかな?
かなりの広さがありました。普段も使えるのか不明ですが、こういう広場がキャンプ場内にあると子連れキャンプは助かります。
トイレ
こちらは管理棟のトイレ。
施設は古いですが清潔に保たれていました。
こちらはCサイト側のトイレ
うん、施設は古いですが清潔です。
ただ、カビ臭いというか、田舎のおばあちゃんの家のような、なんとも言えない匂いがしました。
炊事場(Cサイト側)
こちらも清潔でしたが、虫はやや多めでしたね。
ゴミステーション
残飯も捨てられます。
夏に行くキャンプ場の大事な条件ですね。
注意点
以上のようにとても良いキャンプ場なのですが、以下の点に注意が必要です。
1.林間が過ぎる
「真夏の林間サイトなのだから仕方ない」のですが、アウトドア耐性低めな我が家にはハードル高めでした。
落下物多め
、
林間ゆえ致し方なし。
葉っぱや木屑や、樹液やら…虫やら、諸々落ちてきます。
「林間サイトは日陰も多くて夏でも涼しいから、タープはなくても大丈夫!」という文言をよく見かけますが、タープはお勧めします。
ナナフシ大量
座ってると、普通に足を登ってきます。
テーブルやラックにも普通に登ってきます。
もちろん、テントやシェルターにも2,3匹登っていました。
車にも…。
無害なのは分かっているのですが、20cmほどの体長はなかなかドキッとします。
むせかえるような植物?土の匂い
サイトに到着した瞬間、おぉ!っと思いましたね。
なんなんでしょうね。湿った、なんとも言えないあの匂い。
私は苦手でした。
2.やはり施設が古い
高規格キャンプ場に慣れている私としては、トイレに行くのがなかなか苦痛でした。
あの独特なカビ臭いようなトイレの匂いと、出入り口の鬱蒼としている感じ…苦手でした。
ただこれは、私のトイレ基準がかなり高いだけかな、と思われます。
3.近くにコビットがある
これが一番大きな理由かも。
白州までいくなら、やはりこちらをお勧めしたいです。
ただ、他の方のブログを見ると、やはり夏はコビットにもナナフシが出現するそうです。苦手な方はご注意を。
周辺スポット遊び尽くし
べるが
魚の掴み取りに挑戦しました〜
現在公式HPに掲載されていませんが…
7月19日~8月31日までの毎日
時間 9時半~15時の間 受付(大雨時中止)
参加費+にじます3匹1200円
結局捕まえられず、網で捕まえてから手掴みしました。
お姉さんが手際よく目の前で捌いてくれます。
「これが心臓だよ」と
サバサバと内臓を取り出す様子を子どもたちは慄きながら、興味津々で見つめていました。
ここからは自分たちの作業。
塩を多めに振って
指定の場所で焼きます。
炭はすでに係の人が着火済みなので、至れり尽くせりです。
焼き上がったら2人とも無言でむしゃむしゃ食べてました。
「おいしかったー!また今度お魚焼いて!」
というほど、本当に美味しかったのでしょう。
川遊び
結構な森を抜けて川におります。
ウォータースライダーは一度だけトライしてました。ちょっと怖かったみたい。
この日は本当に暑くて、水分補給しながら、川遊びを楽しみました。
ご覧のように岩場が多いです。ビーチサンダルではなく、マリンシューズ推奨。
川は綺麗だけど、人が多いせいか、ゴミがちらほら落ちていたのが残念。
金精軒
川遊びで疲れたので、名物「水信玄餅」を求めて金精軒へ。
すでに「水信玄餅」は売り切れ。
11時過ぎだったので当然か…開店前に並んでいる人に整理券を配るほどの人気ぶりですからね。
代わりに買った「名水まんじゅう」美味しかったなあ。
秘密の薪販売屋さんに寄ってからサイトに戻って
こちらキャンプ場近くの秘密の薪屋さん。広葉樹がお値打ちで買えました。
疲れ果てていたので、写真を撮る気力もなかったのかこの後の写真がほぼありませんでした。
薪の質良いです。
日も傾いてきたので…
焚き火を楽しみ…
なぜか、残されていた写真。一体何を取りたかったんだろう…。
ルーメナーが煌々と光る中で焚き火を楽しむ妻の後ろ姿。
5泊6日の最後の夜。妻は何を思っていたのだろう…。私はコットで、泥のように眠りにつきました。
朝です。トイレからの帰りにパシャリ。
我が家のサイトを外から見るとこんな感じ。改めていい雰囲気のキャンプ場です。
さ、私は朝イチでやることがあります。
車を走らせ…
再び、金精軒へ。
開店10分前に到着。まだ誰もいませんでした。
念願の「水信玄餅」購入!
サイトに戻ってみんなで食べます。
本当に水分多め。わらび餅ほどもっちりしておらず、ゼリーみたい。一瞬で食べ終わります。
うーん…期待値が高すぎたのか…
正直、私は昨日の「名水まんじゅう」の方が美味しいと感じました。
さあ、甘いものを食べて元気になったので撤収です。幕に落ちてたあれこれを払いつつ…ナナフシを追い払いつつ…、バタバタしていたので写真なしです。
Zelkowa(ゼルコバ)
こちらのパン屋さんも実は昨日行ってみたものの、お店が閉まっていました。
帰りがけにダメ元で行くと…
どっしり、ザクザク系の食べ応えありそうなパン達が出迎えてくれました。
こちらのパンは本当にお勧め!今まで行ってきたパン屋さんの中でダントツでした。白州にお立ち寄りの際はぜひ!どのパンも美味しかったけど、黒蜜のパンがとにかく最高でした!
さあ、車内でパンを頬張りつつ、我が家へと帰りましょう。
まとめ
5泊6日のキャンプ旅。
本当に忘れ難い思い出になりました。
子どもたちが
トイレ一緒に来てと怒ったり
松本のトイザラスでお漏らししたり
長距離移動でぐずったり
子どもたちと旅に出ると正直、イラつきます。(私という人間が未熟なので)煩わしいこともたくさんある。
ソロキャンプ みたいにかっこよく浸ってる暇なんてない。
だけど…
戸隠の朝の壮大な景色に一緒に感動したり
急に静かになった車内を振り向くと、シートで2人仲良く寝ていたり
一緒になって全力で魚を捕まえようとしたり
じんわりと心が温まる、素敵な場面にたくさん出会える。
- 家族でワイワイ過ごす時間
- 妻と2人で焚き火を見ながら語らう時間
- 1人で焚き火を眺める時間
それらは全てとても大切で得難い時間なのだと、改めて気づくことができました。
あと何回こうして家族でキャンプに出かけられるのか分かりませんが…
家族といる時間をもっと大切にしたいなあ、とそんな月並みなことを思う今日この頃です。
コロナとうまくお付き合いしつつ、早く大手を振ってキャンプに出かけたいですね。
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