もちろん家庭用のフライパンは、ガスコンロがあれば普通にキャンプでも使えますが、せっかくキャンプに来たんだから焚き火の火を使って、料理がしたい。
そうなると、クッカー、スキレット、ちびパン、ダッチオーブンあたりの調理器具が活躍します。
ただ、ファミリーキャンプで実際、使い勝手が良いのはどれなのか・・・それぞれのメリット・デメリットを明確にしつつ、我が家の場合の結論を出します。
「そろそろキャンプ用の調理器具買おうかな・・・」
そんな方の参考になれば幸いです。
ステンレスクッカー
結婚式の引き出物でもらったので、これか定かではないですが…。
メリット
軽くてコンパクト
直火OK
お皿、どんぶりとして使える 
デメリット
焦げ付きやすい
スキレット(ニトリ)
(出典:スキレット鍋 19cm(スキレットナベ 19cm)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販より)
メリット
直火OK
取手まで継ぎ目なく鉄でできているので、バーベキューコンロや焚き火なんかでもガンガン使えます。
簡単に美味しいステーキができる
美味しいステーキは、表面がカリカリになって、水分がなくなっていないジューシーなもの。表面がカリカリになった状態は、細胞が壊れて、細胞質液内のアミノ酸と糖が加熱され、メイラード反応が起きてメラノイジンという褐色物質ができている状態。これが香ばしい風味の正体でございます。
ただ、通常のフライパンだと、このメイラード反応が起きる頃には、肉の水分が抜けきってパサパサになりがち。熱伝導率が高い鉄でできたスキレットの場合、肉の水分が飛ぶ前にメイラード反応が起こるので、香ばしくてジューシーなステーキの出来上がりです。
- 肉をクーラーボックスから取り出して2,30分ほど置いて常温に戻す。
- スキレットを熱する。
- 両面に焦げ目がつくまで焼く。
捻りのないたったこれだけの工程でも十分にうまいステーキになりますよん。
デメリット
手入れが面倒
洗剤を使って洗えないので、使ったあとは、キッチンペーパーで拭き取り、焦げ付いたところは焼き切って水とタワシで洗い落とします。その後、ガスコンロで熱して水分を飛ばし、油を塗ります。
これ必ず油を塗らないと2,3日で錆びます。
普通にスポンジに洗剤つけてガシガシ洗って、もう一度シーズニングして復旧できましたけどね。
サイズが小さい
さすがに4人分の料理をいっぺんに作るのが難しいですね。
ちびパン(ユニフレーム)
メリット
スキレットよりも軽い
直火OK
焚き火なんかでジュウジュウ焼き焼きできちゃいます。
お手入れ簡単
最初だけシーズニングしたら、2回目以降はお手入れも楽。洗剤とタワシでゴシゴシ洗えます。長く使わないときはオリーブオイルを塗っておきましょう。
デメリット
サイズが小さい
いや、ソロキャンプ では大活躍なサイズ感なんですけどね。ファミリーキャンプでは使い所があまりないかな…。
ダッチオーブン

BUNDOK(バンドック) ダッヂ オーブン リッドリフター付 BD-381 4.2L バーベキュー キャンプ 料理
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メリット
焚き火を使ってメインの調理ができる
焼き芋
パエリア・カオマンガイなどのご飯もの
ローストチキン
デメリット
重い
積載に余裕がないと持ってくのはしんどいですね。
手入れが面倒
スキレットと同様の扱いが必要です。
まとめ
安いダッチオーブンで、キャンプ気分が味わえます。
焚き火でガシガシ使えるし、焼き芋、パエリア、ローストチキン、カオマンガイなどなど。美味しいダッチオーブンレシピも豊富。
大きくて重いけど、持っていく価値あり。