こんにちわ。
月一キャンパー・教育マニアのmarcy-kです。
10月中旬の三連休。台風直撃の翌日に
ニュー田代オートキャンプ場へ
行ってまいりました。
本記事は、台風直後、キャンプ場に向かうまでと
キャンプ場でどう楽しんだのか
キャンプ場から帰宅するまでの行程をレポしたものです。
とりあえず、ニュー田代オートキャンプ場がどんなところか、
サクッと知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
では、まいります。
通行止めだらけだけとキャンプに行きたい
そう、月一キャンパーにとって、月一回のキャンプの日は、何としても断行したいもの。ただ、今回ばかりは、台風直撃直後だったので、改めたほうがいいのかな・・・と思いました。
おおう・・・。やはりというべきか・・・。
道志みち壊滅。
当日、朝6時の段階で、高速もほぼほぼ通行止。
それでも諦めきれない私は、 9時まで、道路交通情報とにらめっこしていました。
すると・・・
「東名高速、町田ICから大井松田ICまで通行止解除」
という、有益な情報ゲット!
絶望告知7km110分
「とりあえず大井松田まで行って、山中湖方面から行けるところまで行こう!」
と、10:30頃出発。
ですが、当然
東名高速道路渋滞・・・。
ま、まあね。これくらいは想定の範囲内。
しかし、絶望的な電光掲示板が・・・
ちなみに、ここの掲示板、最初見たときは「7km110分」となっており、本気で絶望しましたが、時間の経過とともに、だんだん時間が短縮されていきました。
時間の経過とともに、確実に車が流れていくようになっていくのととももに、私の体内の水分も流れ出しそうになります。
「まずい。トイレに行きたい」
「ええ!」運転している妻にも緊張が走ります。
車から降りて、物陰ですませようとしても、物影がない。ぐぬぬ。
結局、町田インターから大井松田インターを降りるまでに、トータルで1時間半以上かかりました。
素敵な松田警察署の警察官の方々
大井松田で降りて、トイレを借りられるところを探しましたが見当たらず・・・姿勢を変えながら、もっとも尿意が治る態勢を探しますが、冷や汗が出てきます。ダメ元で大井松田の警察署に車を止め、トイレを借りれるか交渉することに。署内に入ると当然ながら、仕事に励む警官の方達。「なんか、授業中にトイレ行ってきていいですか?」と先生に聞く子どもの気分になりますが、限界が近い私は勇気を振り絞ります
「あ、あの・・トイレお借りすることできますか?」
警察署の方は、想像を絶するほど爽やかに
「あ、いいですよ。こちらです。」と、トイレまで案内してくださいました。
私は、この警察官の方の笑顔を忘れることはないでしょう。
祝日に勤務して、お仕事を中断してまで・・・なんて親切。素敵。
トイレから出ると、何やら電話で「ああ、もう246も全然動かない??」と、話している声が聞こえたので
「今、大井松田から降りて、山中湖の方に向かおうとしているんですが、246もやっぱり渋滞ですか?」と案内してくださった警察の方に尋ねると・・・
「そうですね。ただ、動いてはいるんですよ。東名高速も通行止解除されましたけど、御殿場方面そこそこ渋滞しているとは思います」
うーむ、迷う。高速で行くか、246で行くか・・・。
それにしても台風直後のこんな日に遠出しようとしている人間に本当に親切に対応してくださるなあ。私なら若干苛立ちを見せてしまうかもしれない。
大井松田の警察官の方に敬意を払いつつ、再び高速に乗って、足柄ICに向かって走ります。結果、この判断は正解で、ほとんど渋滞せずにスイスイいけました。
足柄インターチェンジから降りて、途中、コンビニなどで休憩を挟みましたが、結局、キャンプ場についたのは15時過ぎ!!
なんと、家を出てからキャンプ場に到着するまで実に4時間半以上かかったわけです。
相模原方面から、普通に道志みちを駆使して行けば1時間半の道のりを4時間半って・・・・。ま、道中晴れていて、富士山を眺めながら来れたので、よしとしましょう。
素敵な管理人さんたち
管理棟の前に着くと、ちょっと無骨な管理人さん(ご年配の男性)がトラックで登場。
「あ、遅くなってすみません!予約していたmarcy-kです」
「ああ、全然大丈夫」
「どこのサイトが使えますか?」
「空いてるところ、どこでも大丈夫」
「え、いいんですか??」
「うん。今日はもう他に来ないから。ただ、今日は川沿いのサイトはなしね。」
「(そりゃあ・・・w)分かりました。ちなみに明日のチェックアウト
少し遅らせられますか?」
「ああ、いつでも大丈夫。帰りたくなったらで・・」
「(神すぎる・・・!!)ありがとうございます!」
「じゃ。後からおばさんがくるからお金はそのおばさんに払っといて」
「はい。ありがとうございます!」
ブーーん(トラックで去る)
大らかなこの感じ。好きだなあ。
ビジネスの香りがする高規格のキャンプ場にはないゆるい対応。
道志のキャンプ場ならでは、といったところでしょうか。
さて、サイトを選びましょう。
トイレ、炊事場、管理棟から近いFサイトにしました。
何より、この眺望が気に入りました。
「里山暮らししてるー」という気分に浸れます。
さて、景色に見惚れてないでサクサクテントを建てましょ。
最近は、妻も手伝ってくれるようになったので、テント設営の時間は15分ほどで終えられるようになりました。
全てのキャンプ道具をレイアウトしおえても45分ほどで完了。
前はなんだかんだ、1時間くらいかけていたことを思えば、だいぶ成長したなあ・・・
さて、もう一人の女性の管理人さんはもういらしたかなあ・・・と
子どものトイレがてら管理棟に向かうとちょうど軽トラが・・・
「こんにちわ〜」と癒しオーラ全開で挨拶してくださいます。
お金を払い、炭と薪を購入します。
すると
「よかったらこれもどうぞー」と
立派なサツマイモとニンニクをくださいました。
そして、見慣れない丸い緑のお野菜は「富士ナス」とのこと。
ありがたくいただいて、サイトに戻ります。
夕食
日も暮れてきたし、お腹も空いてきたので、妻は料理の支度
私は火起こしをして、子どもと一緒に焼き芋の準備をします。
子ども達は炊事場で「お水冷たい」と言いながら、一生懸命サツマイモの泥を洗います。
綺麗になりました。
真っ赤になった炭を蓋の上にも置いて、あとは放置。
さあ、夕食だ。
定番のアヒージョ。
ちくわに大葉と明太子とクリームチーズを挟んだもの。
途中のセブンで買ったYosemiteスパークリングで乾杯。セブンのスモークサーモンとも合いますな。
800円くらいで買えてなかなか美味しい。ただ、やっぱり私は500円台のOKで売っているこちらのスパークリングの方が好きだなあ
それにしても、nastu campの動画で紹介されていたこちらの料理は簡単で美味しかったです。
そして、寒くなってきたのでこちら
豚汁。めちゃくちゃ温まります。
外で食べる豚汁。子どもの時以来だな。美味しいなあ。
ひとしきり食べると、子どもたちも飽きてきたのか
「ねえ、遊ぼうよ」
「鬼ごっこする?」などと言ってきます。
「ごめん。もう暗いし、お父さんお酒飲んじゃったからこれやろう!」と、セリアで買ったおもちゃをテントの中で寝っころがりながら遊びました。
これ、難しい。最初の配置を写真で残しておかないと、本気でできない。
でも、子どもたち15分くらいは熱中してたかな。
さて、テントの中から出ると
外は真っ暗。焚き火タイム。
ああ、焚き火が暖かい。ありがたい。極楽。
ただ、子どもたち。退屈なのか、構って攻撃がすごい。
膝に乗っかってきたり、目の前で踊ったり。
そりゃそうだよな。今日キャンプ場でほとんど遊べてないし。むしろ車にいる時間の方が長かったもんな。これは楽しませてやらねば。
「今から魔法見せるね。離れてて」
といい、ポケットに忍ばせたこちらを手の中にかくしもち
手を振り上げる時に、袋の中の粉を火の中に入れると・・・
「え!なんで??」
「どうやって魔法使ったの??」
と、不思議がる子どもたち。
しばらくするとまた元の炎の色に戻ります。
「もう一回やって!!」と言うので、
「お父さん疲れたから、今度は二人でやってみて」
と返します。
「炎よ!色変われー!!」
などと、呪文を唱え出します。
頃合いを見て、また粉を入れて色をつけると
「あ、今なんか入れたでしょ!」と流石に当てらてしまいました。
なかなか楽しめました。
少しの間、子ども達は興奮しているようでしたが
「ねえ、もう寝ようよ・・・」
と、言い出し、寝かしつけ。
ただ、双子の娘の姉の方が「眠れない・・・」
ということで、そのまま焚き火エリアへ。
飲み直し
「菊水 ふなくち 一番しぼり」を熱燗で。
おいしいー。
これからの季節、こういうお酒が本当に美味しい。
みなさん、この菊水ふなくちは大抵コンビニで売っているので飲んでみてください。
めちゃくちゃ濃ゆくて美味しいです。
熱処理もしていない、水や香料で味を調整していない原酒です。
まさに一番しぼりの味わい。
私は虫の音や動物の鳴き声に耳を澄ませつつ、お酒をチビチビやります。
ああ極楽。妻は妻で、携帯でラグビーのスコットランド戦を見て、応援しています。
子どもは子どもで、焚き火をぼーっと見ながら椅子でグデーっとしています。
この自由な感じ、いいわー。
突然「やったーーー!!」妻が歓喜の声をあげます
「スコットランドに勝ったよ!」
そんなハイテンションな妻と真逆で
「うーん・・・」と子どもが眠そうにしだします。
「ああ、もう眠いよねえ・・・」と妻は子どもを抱っこすると
「じゃ、私も寝るわ」子どもを引き連れあっさり退散。
切り替え早!いや、早すぎない?余韻0。
突然取り残された感満載で、若干寂しいものの
しばらく、しんとした夜の空気を味わいつつ一人でお酒を飲みます。
ああ、いいなあ・・・。
(ただ、こんなこと↓もぐるぐる考えちゃいましたけどね。)
時折聞こえる動物の謎の甲高い鳴き声も、キャンプならでは・・・
この時の私は、そんなことを呑気に考えつつお酒を重ね、10時には就寝したのでした。
ニュー田代オートキャンプ場 キャンプレポ2 に続く