みなさんおはようございます。
月曜の朝・・・。来ちゃいましたねえ。「月曜の朝って最高だよね!!だって、新しい週が始まるじゃん☆」みたいな方いらっしゃいますかね?
憂鬱だったり、必要以上に臨戦態勢で、ピリピリしたり・・・
まあ、あんまり心地よいものではないのかなあ、なんて思ってます。
さて、そんな月曜日に読みたい本を発見しちゃいました。
意外!ルー大柴が茶道!
「ティー」って・・・。
題名ふざけてますが、この本、内容はいたって真面目です。でも、いたって真面目な文体の中に、「ティーを入れます」みたいなこと書いてあるので、吹き出しそうになる。
本の概要
さて、この本ざっくりいうと
茶道を始めたらルー大柴に変化が起きた!という本なのですが
茶道の要素を日常に取り込むといいこといっぱいあるかもなあ、と思わせてくれる良本だと思いました。
ルー大柴に起きた変化
「ハラハラ、クヨクヨ、イライラ、オドオドしていた自分がスーッと穏やかになっていった」とのこと。
え、あのルー大柴が!??なんだよ!藪からスティックに!
っていう感じですけど。でも、本当に、穏やかになっていくというのは、あると思いますね。
茶道は、所作に集中せざるを得ない状況に長時間浸れます。これって、マインドフルネスにならざるを得ない状況だと思うんです。
マインドフルネスって・・・
「気づき」とか「今ここに集中して!」みたいに言われてて、精神論?スピリチュアル??なんなん??と思われるかと思いますが、その概念はなんとも説明しづらいのです。というか私もイマイチちゃんとわかっていないと思います。
ちなみに、マインドフルネスのやり方は
- リラックスして座って背筋を伸ばす
- 呼吸に集中(目は閉じても、開けてもよし)
- 集中がそれた!と思ったらゆっくりとまた意識を呼吸に戻す
超、ざっくりですが、呼吸瞑想はこんな感じ。他にもボディスキャン瞑想やら色々やり方はありますが、要はあちこちに意識が向いて、ざわついている感じを1つのものに集中して、静かにしていく感じです。
うう、こうして書いててもなんか怪しげ。
ただ、その効果は本物らしく、マインドフルネス瞑想なんかで、扁桃体が薄くなって、感情に左右されなくなるそうです。また、脳の灰白質が増加することもわかっているので、「気持ちの問題」ではなくて、実際に体(脳)に変化が起きるみたいです。なので、その場をマインドフルに。自分の五感や1つ1つの所作に集中するということを習慣化できれば、それだけでメンタルも落ち着いてくるかと。
他にもいろんな効果があります。
マインドフルネスの効果
ストレス解消・不安減少→心臓病予防
睡眠の質アップ
免疫力アップ
集中力アップ
意志力のアップ
ワーキングメモリアップ(IQアップ)
判断力アップ
いいことづくめ。
マインドフルネスに関して、もっとがっつり知りたい!と興味をもたれた、好奇心旺盛な方は、この本を読んでみると良いかと・・・。
内容は割と抽象的なことが多く、スピリチュアルっぽい言葉が並んでいますが、「マインドフルネスの概念を丁寧に伝えようとしたらこうなっちゃった」という感じの中身になっているかと。とはいえ、最初はこの辺に少し触れておくと、少し理解しやすくなるかも

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
- 作者: 草薙龍瞬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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ちなみに私は、朝、10分ほど歩いてます。
その際、とにかく姿勢、猫背になっていないか、集中して歩いています。
そうするだけで、確かにざわついた心は静まっていくし、歩くことで憂鬱な気持ちも和らいで、頭が動き出します。おすすめです。
さて、話が逸れました。
ルー大柴さんの本。まだまだちゃんと読んでいませんが、なかなか素敵な感じ。
茶道を始めたきっかけとか、人生観とか、色々なことが書かれているけど、ルー大柴さんも一人の人間として、頑張ってきたんだなあ・・。と当たり前のことに気づかされます。それと同時に、自分はそういう当たり前のことを忘れがちだなあって。
同じように月曜日が憂鬱だったであろう人たちが駅には溢れているのに、苛立ったり・・・。もっと人に優しくなりたい。そう思わせてくれる本です。(まだちゃんと読んでないけど)
ティー道のおもてなし
人と人との間に生まれる優しい気持ち。
相手を喜ばせようとする思いやり。
そんなことを、ピリつく月曜日の朝だからこそ思い出したいものです。
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